医師免許取得後に整形外科の研修を経れば、ほぼ確実に整形外科医になることが出来ます。

整形外科医になるには

整形外科医になるには、まずは医大を卒業して国家試験を受けて医師免許を取得する必要があります。医師免許を取得すれば、どの診療科目も扱うことはできます。
医師免許に診療科目の制限はないので、内科一筋で長年勤務してきた医師も整形外科で勤務できます。

 

ただし、専門医など医師の中でも複数の資格があって整形外科に精通した資格を取得したり日本整形外科学会の会員になって学会参加などでポイントを取らないと、できる治療に制限を受けます。

 

専門医の説明をする医者

クリニックを開業する場合は原則専門医が必要です。
専門医を取るには試験を受ける必要があり、試験の受験資格には整形外科での臨床実績を求められます。

 

以前は、大学卒業して医師免許取得してすぐに開業することも法律的に可能でした。
最近改定があって、医師免許取得して間もない医師は独立開業ができないようになりました。

 

 

大学卒業後にどの研修医課程に進むのかがポイント

医師は医大を卒業して医師免許を取得すると、総合病院で研修医として勤務します。
どの診療科目で研修するかが、医師にとってのターニングポイントになります。
整形外科のみに特化した研修をするケースよりも、麻酔科や形成外科など複数の診療科目の研修を受けるケースが多いです。

 

総合病院イメージ画像

 

研修を受ける診療科目は医師の希望が通ることもあれば、研修を受け入れる病院側の裁量で希望とは違う診療科目の研修を受けさせられるケースもあります。
整形外科は需要の大きい診療科目なので希望を出せば比較的スムーズに研修を受けられます。

 

研修後は勤務医として働くことになります。
整形外科を希望してそのまま勤務できる場合もあれば、病院の都合(定員)で受け入れてもらえないケースもあります。
全国で慢性的な医師不足になっているので研修終了後に希望診療科目で勤務できない場合は研修を受けた病院ではなく、転職をして整形外科に入れる病院で勤務するのが一般的です。

 

つまり、医師免許を取得して、その後に研修を経て整形外科医になる希望とそれに伴う行動を取れば、ほぼ確実に整形外科医になることができます。

 

ただし、整形外科は繊細な作業を伴う手術も多く、簡単な術式でも医師の腕が悪いと可動域が狭くなるなど後遺症の発生する事例もあります。
手術の苦手な医師は大学での研修や、研修医時代の経験で整形外科医になるのを断念して、手術をあまりしない診療科目を選ぶケースも多数あります。
つまり、整形外科医は適正を持っている医師が中心です。

整形外科医の主な仕事とは?

 

 

他の診療科目にキャリアチェンジできる

整形手術も大手総合病院で手術中心の勤務経験を持つと、難しくて繊細な作業を求められる手術を行う技術を身につけられます。
内科になると整形外科とは別の特性がありますが、形成外科や美容外科、美容皮膚科にキャリアチェンジをして美容医療に携わる医師も多いです。

 

整形外科と形成外科の双方で研修を積んで途中でキャリアチェンジをする医師は多いですが、内科や耳鼻科、眼科など全く別分野の医師が整形外科にキャリアチェンジする事例は少ないです。